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新年明けましておめでとうございます & 平部やよいリサイタル告知

2011 年 1 月 3 日 月曜日

昨年も沢山の方々にサイトにお越し頂き、有り難うございました。

本年も、音楽三昧の生活に指導に、家庭も大切にしつつ過ごしたいと思います。このサイト共々宜しくお願い致します。


11回目のリサイタルを3月18日(金)に開催致します。ゲストにヴァイオリニストの堀米ゆず子さんをお迎えし、エレクトーンのソロ作品及び、ヴァイオリンとの書き下ろしデュオ作品  他 を演奏致します。今回は、グラズノフの大変美しいヴァイオリンコンチェルトも加え、多彩なプログラムになっております。 10回続いたサントリーホールではなく、リニューアルオープンした銀座 ヤマハホールでの開催ですので、御間違えのないように!!

堀米ゆず子さんは桐朋学園の大先輩(学生の頃より活躍されていました)でもあり、ブリュッセル王立音楽院の教授でもいらっしゃり、アルゲリッチ、アシュケナージ 等共演も多数で 、世界的に活躍されているヴァイオリニストです。使用楽器は名器グァルネリ!!(1741年製)


ただいま、お正月から作曲、編曲、演奏と準備に明け暮れる毎日です。
昨年、忙しい中、NHK衛生第2で放送される番組用に吹奏楽アレンジ依頼を受け、それも完成。詳しくは後日掲載致します。


学内演奏会を終えて

2010 年 12 月 6 日 月曜日

12月4日 国立音楽大学  電子オルガン 第17回 学内演奏会

お陰様で満席に近い沢山の方に来て頂き、盛況に終わりました。

学生達もそれぞれ心を込めて一心に曲と向き合い、熱演が多かったです。

PA、照明、スタッフ全員電子オルガンの学生(一部OBも)が受け持つ理由は、結果が多少素人風であっても、自分達でコンサートを作り上げることにより、その大変さや術も学び、お互い助け合う大切さや全員で力を合わせて一つのことを成し遂げる素晴らしさを体験し、卒業後の活動に活かしてくれることを目的としています。
「照明はクラシックの多い演奏会には全く必要無い」という考えもありますが、全体のバランスを考え曲が映える様に効果を考えることも表現の大切な一部であり、それを経験してもらいたく、あえて照明を使用しています。

毎回、先輩から後輩へ伝授された手法でのPAや照明が代々受け継がれ、年々成長していっているように思います。

会場に足をお運び下さった方々、有り難うございました。

来年もまた、宜しく御願い致します。  平部やよい


国立音楽大学 電子オルガン 第17回学内演奏会開催のお知らせ

2010 年 11 月 3 日 水曜日

国立音楽大学の電子オルガン学内演奏会も第17回を迎えました。
当初の「応用演奏学科」時代が第1〜13回まで、14回からが新カリキュラム発足後の「電子オルガン」としての学内演奏会が4年目で通算17回目に当たります。
一年間のレッスンの成果を発表する場とし、さらに国立音楽大学の電子オルガンの『今』を聞いて頂く場として、電子オルガン生 全学年を対象とした約1ヶ月前のオーディションを経て、選抜メンバーによる演奏会で、終演が5時過ぎになると思いますが各学生が心を込めて演奏致しますので、是非成果をお聞き頂きたく、沢山のご来場をお待ちしております。

 

2010年  12月4日(土) 15:00開演

国立音楽大学  6号館ー110スタジオ

 

Ⅰ部

工藤詩織 & 高山真由香 / 真島俊夫 MIRAGE

平田翼 / Debussy 交響詩「海」波の戯れ

松田有季乃 / Poulenc  ピアノと木管五重奏のための六重奏曲 1楽章

相澤菫 / Bartok  中国の不思議な役人

竹蓋彩花 / 竹蓋彩花 凛光

加藤亜美 & 大下愛美 / Stravinsky「ペトルーシュカ」第1場 謝肉祭の日,ロシア舞曲

久保田佳菜 / Brahms   交響曲第1番 ハ短調 作品 68より  第1楽章

 

Ⅱ部

浅岡美穂里 / 浅岡美穂里 Float COLORs

畑添美菜 / 畑添美菜 sky high

佐々木聖也 / 佐々木聖也 Nostalgia of  Monochrome

加藤亜美 / Tchaikovsky 交響曲 第5番 ホ短調 作品64より第2楽章

菊地晴夏 / 菊地 晴夏 lunatique

大畑莉紗 / 大畑莉紗   Machiavellism

三浦広大 / Tchaikovsky  交響曲 第5番 ホ短調 作品64より第4楽章






国立音楽大学 オープンキャンパス 10/10(日),11(月)

2010 年 9 月 8 日 水曜日

国立音楽大学 OPEN CAMPUS が2010.10/10(日)に行われ、次の10/11(月)には、授業が公開されます。普段の授業をそのまま見て感じて頂ける機会です。

〘オープンキャンパス〙
対象:音楽大学進学を希望される高校生(卒業生)、保護者、高校の先生、音楽指導者

2010.10/10 (日    時間:  10:00〜15:30(受付 9:30〜14:00) 
会場:  国立音楽大学(駐車スペース有)

〘授業公開〙
対象:受験生(高校1年生以上)及び その保護者、高校の先生。
申込方法:事前申込制とします。
国立音楽大学 – くにたちおんがくだいがく – 公式ホームページより申込)

2010.10.11  (月.祝日) 時間 :    10:40〜12:10 (3・4時限),   13:00〜14:30 (5・6時限)
会場:  国立音楽大学(駐車スペース有)

教育内容や入学試験について多くの情報を得ることの出来る絶好の機会で、国立音楽大学のキャンパスの雰囲気を自分自身で見て、聴いて、実感して下さい。

オープンキャンパスでの教員による個別相談コーナーで、電子オルガンは、私、平部やよいがお答え致します。

お問い合わせ(平日 9:00〜17:00)
国立音楽大学   入学センター事務室  TEL.  042-535-9500

次回リサイタルのお知らせ

2010 年 9 月 1 日 水曜日

10回目のリサイタルを2008年3月に終え、次までの間隔が空きましたが、来年2011年3月18日(金)に第11回目 平部やよいリサイタル Chamber Tone  を開催致します。

今回は、ゲストにヴァイオリン奏者の堀米ゆず子さんYUZUKO HORIGOME : 堀米ゆず子をお招きして、いつものようにソロの他にもヴァイオリンとのコラボ作品をお聞かせ致します。ただいま作曲中!!

会場はずっとサントリーホール小(今はサントリーホール  ブルーローズ(小)と改名)でしたが、今回は銀座に新ヤマハホールが完成しましたので、そちらで開催致します。

是非、今から来春の3月18日(金)は空けておいて下さい。

乞うご期待!!

第16回 日本現代音楽展 

2010 年 8 月 25 日 水曜日

日本現代音楽展が24日に無事終了し、リハにも増して本番の演奏が一番良く、演奏して下さった新 弥生さん 今仁喜美子さんのお二人に感謝致します。

二台ピアノの作品が演奏可能になる機会はなかなか少なく、今回実現し、又、安心出来る演奏者の方々に巡り会え、有意義な時間が持てました。
第1 Pf.  スタンウェイ (新 弥生さん )  第2 Pf. ヤマハ  で(
今仁喜美子さん)で演奏しましたが、すみだトリフォニー小は響きはそんなに多い方ではなく、クリアなのですが、響きがパリパリしているというか、、、はっきり聞こえ過ぎて、響きの中に音空間を作るようなサウンドは音響的に難しく、当日リハの時に、お二人に少しタッチの張りを落とし、さらに繊細に演奏して頂くようにお願いした結果、本番響きが美しく上手くいった気がします。

8月の猛暑の中、練習合わせも通って下さり、演奏中は繊細な響きを聞き合うのに邪魔なのでクーラーを止め、付けておいては止めて演奏。を繰り返しました。 感謝、感謝です。 
今回は、私とお二人、三人共に桐朋学園出身で、同じ指針の教育の中で育った安心感もあり、初めて会ったとは思えない意気投合ぶりでした。

他の曲の中で印象に残ったのは、浅野藤也氏の『殉教』〜 ピアノと弦楽四重奏のための 〜 でした。
大谷千正氏のオペラ〜〜 は、、、私の記憶違いでなければ、、、フォーレのレクイエムに和声構造がそっくりで。。。???

The 16th   2010.8/24(火)

すみだトリフォニーホール 小ホール

石田直久  弦楽四重奏 『ロクリア』
服部和彦     『幻影』  〜 クラリネットとコントラバスのための 〜
前田正博   『 金管四重奏のための組曲 』
浅野藤也  『殉教』〜 ピアノと弦楽四重奏のための 〜
大谷千正        オペラ『幻の如くなる一期』より 蜉蝣
平部やよい 『Ontology 』for  two  pianos

今回の演奏は後にCDになるそうで、とても楽しみです。
お世話になった国際芸術連盟の方々にも感謝です。

となりのトトロ

2010 年 7 月 25 日 日曜日

今年も、TVで宮崎 駿 監督の『となりのトトロ』が放映されていましたが、
久石譲さんの事務所で一連のアニメ(『となりのトトロ』『魔女の宅急便』)の仕事をお手伝いさせて頂いたのを懐かしく思い出します。
久石さんがメロディー書かれたものの音楽的なイメージを伺い、注文を受けた曲のオーケストレーションを書きます。細かいタイムに合わせてアレンジし(例:このシーンの曲は、2分18秒12から3分29秒34までに編曲。等)、途中、久石さんに確認して頂きながら完成させ、スタジオでオケでの録音となります。
サントラ盤LPにも入っていますが、私は次の6曲のオーケストラ編曲を当時担当致しました。

五月の森

トトロ

月夜の飛行

メイがいない

ねこバス

よかったね

 

映像と一緒に、久石さんのメロディーの美しさや、オーケストレーションにも耳を傾けていただけると嬉しいです。

日本現代音楽展 The 16th 2010.8/24(火)のお知らせ

2010 年 7 月 5 日 月曜日

日本現代音楽展 The 16th   2010.8/24(火)

すみだトリフォニーホール 小ホール

開場:18:30  開演:19:00
3500円 全席自由

石田直久  弦楽四重奏 『ロクリア』
服部和彦     『幻影』  〜 クラリネットとコントラバスのための 〜
前田正博   『 金管四重奏のための組曲 』
浅野藤也  『殉教』〜 ピアノと弦楽四重奏のための 〜
大谷千正        オペラ『幻の如くなる一期』より 蜉蝣
平部やよい 『Ontology 』for  two  pianos

主催 国際芸術連盟   国際芸術連盟コンサート情報

二台ピアノのための作品が演奏されます。

以前書いたものをかなり改訂してのOntology

なかなか二台ピアノは音に出来る機会が少ないので、響きの良いすみだトリフォニーでの演奏を楽しみにしています。 ピアノは、新 弥生 さん 今仁 喜美子さんが 演奏して下さいます。

国立音楽大学 夏期受験準備講習会のお知らせ

2010 年 6 月 26 日 土曜日

今年も夏期受験準備講習会が行われます。

日程:2010年8月1日〜8月5日

対象:音楽大学へ進学を希望する高校1年生以上の方

申し込み期間:2010年6月18日〜7月2日


期間中に2回レッスンを受けることが可能です。

専攻実技レッスン: 約90分に2名をレッスンします。

楽典、聴音、新曲視唱:レベル別のクラスを設け指導します。

楽典は5日間、聴音と新曲視唱は4日間、毎日授業が行われます。

楽典、聴音、新曲視唱のクラス授業に不安をお持ちの初心者の方や、クラス授業だけでは物足りない方、ポイントを絞って集中的に勉強したい方などのために、楽典、聴音、新曲視唱の個人レッスンが新設されました。詳細は受講案内をご覧ください。

国立音楽大学 – くにたちおんがくだいがく – 公式ホームページ

☆ 電子オルガンでは、入試に必要な自由曲、課題曲、即興を準備して来て頂ければ、それをレッスン致します。もし、その準備がまだの場合は普段演奏しているレパートリーでも可能ですが、出来る限り受験曲を準備して頂いた方が、より、受験のための有意義なレッスンが可能となります。たとえば、今回は課題曲と即興を重点的に。冬期講習で自由曲を中心に。等、計画をたてて準備して頂ければ、なお効率的です。


パットメセニー〘orchestrion〙

2010 年 6 月 12 日 土曜日

DSC02270DSC02274DSC02272パットメセニーの最新作
【orchestrion オーケストリオン】 のコンサート(すみだトリフォニー)を聞いて来ました。

『オーケストリオン』というのは、19世紀末から20世紀初頭に実在した、オーケストラの複数の楽器を同時に演奏させることができる大掛かりな装置で、シアターオルガンの概念を膨らませたようなもの。アコースティック楽器およびアコーストエレクトリック(音響電気)楽器を、 さまざまな機械による操作によってソレノイドや空気力学を用いて演奏しています。

その概念をパット流に再現し、コンピュータを用いたデジタルなモノではなく、極めてアナログなものとして作り上げています。

写真は、公演後だけ観客に撮らせていた時を狙って撮ったもの。パットの実演ギターは片付けてしまっていてありませんが、オーケストリオン装置の模様は分かると思います。
左上は、パットの特徴でもあるギターとのユニゾンによく使うパンフルートのような音色を、パイプオルガンの発想に模して、大きさの異なる瓶に入れる水量を変えることによって音程を変え、ビンの口を吹いてパンパイプのような音を自動装置にやらせている。このビン棚が左右に置かれ、さながらパイプオルガンの並んだパイプのように見せている。演奏中はどの音が鳴っているか分かるように、各瓶の上のランプが点滅!
右の写真の右端の縦のアルミ板には、弦楽器のポジションを押さえているような装置が付いていて、速いフレーズでそれが忙しなく上下に動き、ベースやギター、パット以外の弦を張った楽器の音を担当している。打楽器も、バスドラ、タムからシンバル、シェイカーやカバサまでもが一つ一つ吊ってあり、自動装置が叩いている。(強弱等も少し付くが、繊細さには欠ける)

作曲、電子オルガン(エレクトーン)を演奏しているものとしては、非常に発想が近いところで独りオーケストラをギタリストとして挑戦しているパットメセニーに非常に興味があり聴きに行きました。
ただ、、、これは、日頃からパットメセニーのファンでも意見が両サイドに別れそうで、両方の見方から書いてみようと思います。

【A】
人間として、これだけ夢にこだわって、それを実現させてしまう執着心と根気の良さ、行動力とマルチプレイヤーぶりに脱帽! 
ギタリスト、作曲家、パフォーマーとして、彼の頭の中のサウンドを、他人とのコラボレーションにより得て来た今までの作品とは異なり、他人に演奏してもらうのでは無く、全て独りオーケストラでどうしても再現したかった徹底振りの点には、作曲家としてもエレクトーンのための曲を創り演奏してきた私としても非常に理解出来るし、そのバイタリティや発想の豊さに拍手!!です。

【B】
音楽家として、独りで全てやることに執着した結果として選んだオーケストリオンですが、もの凄く手間のかかる装置作りの割りには、ハイハットの代わりに鳴らしたアンティークシンバルのような小さいシンバルの自動装置は、どうしても「おもちゃのお猿シンバル」に聞こえてしまうし、全音にマレットを配置した自動装置より打ち出されるマリンバやヴィブラフォンは非常に機械的なパッセージにしか聞こえず(初心者のDTMの打ち込みとあまり変わりない)、バスドラやスネア 等は強弱の段階が少ないためと、大掛かりな装置の為ライブハウスでは手狭もありクラシックホールで行ったため、音もぼやけた多い残響の上にパット特有のかなり多めのリバーブやディレイが重なり、ギターの音ももやけていて今一つ抜け感に欠け、音がどんどん重なって盛り上がっていくと、異なったグルーブ感を持った人間同士のアンサンブルで無いために生じる単調さが浮き出て来てしまい、少し空虚にさえ聞こえて来る。 
唯一、その場でギターで弾いたフレーズを一つ一つ自動演奏装置の楽器達にやらせ、音を重ねた上にアドリブが乗って行く即興演奏は非常に面白かったけれど。。。でも、普通のインプロビゼイションに生まれるであろう、他の楽器からのフレーズでの応答、会話は無いので、音数が多いのに音楽では行き止まり。に聞こえてしったのは私だけでしょうか?

たとえば、エレクトーンで言うと、パットと全く同じ野望で独りオーケストラ(もちろん、それだけの用途の楽器では無いが。。)を夢見て、如何に一つ一つの楽器の音が機会的に聞こえないように。と、それを昔はアナログ。今はデジタルの力を借り、楽器の研究、演奏者も鍛錬しているわけだけれど、、
指のタッチ(イニシャルタッチ は、鍵盤の打鍵のスピードを細かく感知して表現。アフタータッチは打鍵した後の音の長さ、強弱、音質をも繊細に表現)それ以外にも、ありとあらゆるリアルタイム演奏でどれだけのことが出来るか!!? を時間をかけて追求している。
同じような研究経過を辿り、昔、エレクトーンHX-1が出た時に外部音源も使って、手で弾ききれないオーケストラパートを同時に鳴らし、シンクロが微妙にずれて来て大変苦労したのを思い起こしました。  パットメセニーはライブ中、幾重にも重なった音のタイミングが微妙にずれて来た時には、そのパートを止めてしまい、他のフレーズを重ね直してました。。。

あくまでもアナログに拘ったために、職人的な専門職の人が行き着く贅沢な大人の遊びではあっても、今までの緻密なパットメセニーサウンドと比べると、この音のクオリティーを、「自動演奏で装置にやらせているから、、これくらいしか。。。」という妥協で済ませてしまっていいものなのか??  と、「自動装置でこんなに今までのサウンドが遜色なく再現された」にはどうしても思えなく、Aで述べた点は感服しますが、又、パットメセニーだからこそ、そこで満足したくなく疑問に思ってしまい、、、、色々と考えさせられたライブでした。