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GX-1を Best!Best!!Best!!! 12/10にて演奏

2009 年 12 月 04 日 金曜日

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12/10にエレクトーン生誕50周年記念の一環としての開催される『Best!Best!!Best!!! 』

ヤマハエレクトーンシテ渋谷 において、往年の名器(楽器なので名器です!)GX−1を演奏します!
以前、10/28のコラムで全体写真を載せていますが、今回は少しズームアップした写真です。
それと、今でいうUSR音色に当たる、自分で作成したトーンモジュールを基本モジュール(写真での赤いモジュールが基本音色第2)と差し換えて演奏する模様を写してみました(写真下)。
UPPER,LOWER,SOLO, PEDAL, と四つのトーンボードを楽器上面から取り外し、差し換えて再び設置し、演奏します。 ですので自作の音色を使うには、まず準備に時間がかかります。当時は海外演奏旅行でこの自分のと差し換えたトーンボード四つごと頑丈なアタッシュケースに入れ(水色に銀の縁取りの綺麗なアタッシュケース)、それを持参で旅していましたので、空港でのチェックが大変でした。 アタッシュケースの底までチェックされたり、、、英語で説明文を書いて頂いたものを持参して見せていたのが懐かしいです。モジュールには小さいネジが沢山付いていて、慣れて来ると、最終的な微調整は、音色を作るために使われるトーンボードなるものをいちいち使用しなくても、外側からネジ回し一本持参で、0.5ミリというような微妙な手先の間隔で少しアタックを強くしたり、VCAを多くしたり。。。と微調整していました。海外も眼鏡用のような小さなネジ回し一本持参で(笑)

12/10には、コンクールで演奏したオリジナル(15歳の時の作品)『ラプソディー・オン・GX』を演奏します。

前にも書きましたように、肝心なチューニングがアバウトなため、当時のような鮮明な音は出ませんが、それでも、エレクトーン技術の第一人者でいらっしゃる益本さんが、手弁当で毎日のようにシティに通ってGX−1のメンテナンスをして下さりチューニングを直して下さった御陰で、全日電研の主催で演奏した時よりは、格段にチューニングが良くなっています。それでも和音を弾くと辛いのですが。。。 それがアナログらしさでもあります。

若い世代の方達やGXの音を聴いたことがない方々に、ヤマハ作のこんな素晴らしい楽器があったのだということを確認して頂きたく、色々な気持ちを込めて演奏したいと思います。DSC00267