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国立音楽大学 電子オルガン & 基礎ゼミ

2010 年 04 月 09 日 金曜日

桜の開花時期と上手く重なった入学式も済み、新学期が始まりました。
今年は国立音楽大学 電子オルガンの新入生が11名と増え、嬉しい悲鳴で、
さらに私ごとですが電子オルガン教授を仰せつかり、いつもに増して忙しい年度が始まりました。
明るくやる気満々の生徒達ばかりで、電子オルガン実技のみでなく、全体に応用の効く人間に育っていって欲しいと願い、指導する側としても気を引き締めて臨みたいと思っております。

国立音楽大学 独自の企画として好評な【基礎ゼミ】が授業開始前にあり、講師とOBでの演奏会やお話を新入生に聴かせ、講師と新入生を数グループに分けたものを組み合わせ、6回に渡るクラス授業でのディスカッションを通して自分の考えをまとめ、最後にレポートのとして提出し初めての単位が得られる、ユニークな企画です。

☆レクチヤーコンサート:「音楽の力」

オール・モーッアルト・プログラム(出演:大学講師と学生OBからなるオーケストラと独唱者,合唱)
1. 歌劇《魔笛》K.620序曲

2. クラリネット協奏曲イ長調 K.622
クラリネット独奏:武田 忠善

3. 歌劇 《魔笛》K.620 第1幕より
第5曲 タミーノ、パパゲーノと3人の侍女の五重唱 〈フム、フム、フム〉
第7曲 パミーナとパパゲーノの二重唱 〈愛を感じる男の人たちには〉
第8曲 フィナーレ 〈この道はあなたを目的へと導きます〉

☆お話:「空間の意識  〜演奏を立体的に構築するために〜」講師:星野 明子先生

☆お話:「クラシック音楽の現場は今」講師:原 武先生

☆お話:「国立で学び世界に学ぶ卒業生に聞く」講師:清水 康子先生

さらにこれまた例年通り、その忙しい基礎ゼミの合間を縫って、5月22日に開催致します大学院との合同ピアノ協奏曲演奏会 のためのレッスンが8時頃まで入り、体力勝負ですが有意義な時間を過ごしています。