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手芸創作展のお知らせ 11/19〜22

2009 年 11 月 06 日 金曜日

私の母が開催している手芸の展示会をご紹介致します。
母は、当時本も出版されていた手芸の先生の手伝いを頼まれたのがきっかけとなり、
その後、既成のものを真似しているのが嫌で、自分の好きなデザインを考案し、
30年くらい前からフェルトを中心とした手芸の指導を始め、母のデザイン
(「あべ なづき」という名前で)による手芸の創作展示会を隔年銀座で開催しており、
今年で12回目になります。

私も手伝って、昔は仕事の新幹線移動や飛行機の中で針と糸持参で展示会に出品する作品を
作ったりもしていましたし、準備や搬入、搬出の手伝いもしてましたが、ここ数年いろいろと
忙しくなってからは、なかなか全ては手伝えず、今回は事前の手伝い少しと一作品のみ出品し、
最終日に顔を出すのみですが、母のお弟子さんは11名で、それぞれが作りたいものを提案し、そのデザインを母が考え、和気あいあいとしたとても楽しそうな自宅でのお稽古風景から生み出される、素敵な、ユニークな、可愛い、暖かい作品の数々が展示されます。(手前味噌ですみません)

私のリサイタルよりもずっと前から、母は隔年、この展示会を開き続けていて、それを励みに頑張っている母を見て育った私も、結局、隔年リサイタルを開いています。
それは、母の影響が大であります。自分が好きでやり始めたことは続け、自分でデザインし、
他と違う独自のものを創作する。 手芸と音楽の違いはあっても、まさに母と同じことを私も受け継いで繰り返しています。隔年の展示会も私のリサイタルと同じ年のことも多く、お互いに励まし合いながら続けて来ています。 母の手芸は、フェルトに刺繍しますが、フェルトを染めることから始め、それにフランス刺繍のみならず色々な手法で自由に創作した作品で他にはなく、、私ごとで恐縮ですが、娘の私から見ても素敵な作品だと思っています。 お稽古場の雰囲気もとても楽しそうで、笑いが絶えない中にも、たまには緊張した空気が漂ったり、いい空間です。

母も、いい年齢になって来て、「身体にムチ打ちながらやってるわ」「今回で最後かしら」
と言いつつも頑張っています。
昔、銀座カネマツの上やポーラ化粧品のビルの上階で開催したりしていたころよりは、作品数も減って規模は小さくなってはいますが、その作品の暖かさや楽しさは健在です。

クリスマスの可愛いオーナメントもあり。。少し販売もしています。
興味のある方 は、是非、足をお運び下さい!  (私も1品、つたない作品を。。。)

第12回 “ Mumu ” 手芸 創作展 デザイン指導 あべ なづき
2009年11月19日(木)〜22(日)
10:30〜18:00(最終日は17:00まで)
銀座 松島ギャラリー  (東京都中央区3−5−6 松島眼鏡店 2F)
03-3535-3455  銀座駅下車(松屋の向かい)