2009 年 12 月 21 日 月曜日
前にも書きましたサクライ楽器主催のエレクトーン生誕50周年記念コンサートが先日17日、
お客様も8〜9割いらして頂き、成増アクトホールにてアットホームな雰囲気の中、成功に終わりました。
サクライ楽器社長直々のご要望により、ソロやアンサンブルの他にも、レジメを使った
モティーフ即興演奏や、クリスマスソング等を織り交ぜた盛りだくさんなプログラムで、
柏木さんも私も普段即興演奏などやらないのですが、それはそれ、、、楽しみながら演奏
しておりました。 二人とも、昔取った杵柄とでもいいましょうか。。。レジメをいじりながらの
演奏も、モティーフ即興も、何度も経験しているので、やるとなったらやる!! というか、
エレクトーンならではの弾き方で楽しみながら出来るのだと思います。
クリスマスソングでは、子供さんも観客に多かったので、私は「赤鼻のトナカイ」を
ダンスバージョンで。 柏木さんはクリスマスの賛美歌等、色々なメロディーをメドレーで
クラシカルからジャズ風まで。
MCも全て自分達でしゃべりながら。 STAGEAの他にFX20も交えての演奏でした。
余談ですが、、、クリスマスといえば、まだサンタさんがいると信じていた子供の頃(4歳頃?)家でサンタクロースの衣装を来てプレゼントを配る父を見たとたんに、、私は、勝手口と表門の両方を走り回り、「トナカイは?ソリはどこ!??」と家族を困らせたものでした(笑) ほんとに胸躍らせて、サンタがいるならトナカイが引いてるソリが見れるはず!! と思ったのを覚えています。 そんなころもあったのですね(笑) 今はプレゼントをもらう立場ではなく、世の中の役に少しでも立てれば、、と一年くらい前から行っている国境なき医師団への寄付を、クリスマスにも行いたいと思います。
2009 年 12 月 17 日 木曜日
先日、BLUE NOTEのライブ
チック・コリア、スタンリー・クラーク&レニー・ホワイト ゛パワー・オブ・スリー゛
を聴きに行って参りました。 ブルーノートは大好きなライブスポットで良く行きますが、
忙しくなると、なかなかスケジュールの合間を縫って行くのも一苦労で、行きたいものも
逃す時もありますが、今回は時間を工面し。。。
スタンリークラークの確実なビートと、とても良く歌うベースにしっかりサポートされ、良く知り得たもの同士にしか出せない゛ゆとり゛とでもいいましょうか。。暖かい雰囲気の中にも音で対話しあう 熱気が伝わってきてました。
昔、リターン・トゥ・フォーエバー時代の日本ツアー中に、東京ライブを聴いた数日後、仕事で福岡行きの便に乗ったら、彼らが乗って来て、シロートのように荷物引き取り時にたまたま持っていたスコア入れ(丈夫な紙ファイルでスコアやパート譜を入れる音楽専用のファイル)にサインしてもらったことを思い出しました。 飛行機の中では、ずっと(なんて声かけよう!?)しか考えていませんでした(笑)。
メンバーには後でBLUE NOTEから頂けるメールでのメンバーサインをアップします。
2009 年 12 月 16 日 水曜日
12/17(木)サクライ楽器の主催によるエレクトーン生誕50周年記念コンサートが開催されます。
出演は柏木玲子さんと平部やよい。
【 柏木玲子&平部やよい エレクトーン生誕50周年記念コンサート in サクライ楽器 】
成増アクトホール 開場 18:30 開演 19:00
主催:株式会社 サクライ楽器 03−3939−6204 後援:ヤマハ株式会社
全席自由 チケット一般 1500円 一般ペア 2700円 FC会員 1400円 FCペア 2600円
STAGEAと、旧機種 FX-20 を演奏します。
「注文の多い楽器店?」(笑)ならぬ、 ソロ、アンサンブル、Χ’mas song 、即興演奏??
普段なかなかやらないことも、、、 楽しみながら演奏したいと思います。
2009 年 12 月 13 日 日曜日
国立音楽大学 電子オルガン 学内演奏会 無事終了し、多くの方々にご来場頂きました。 電子オルガン全学年が一丸となり、音響、照明、広報、会計 等 係を分担し、学生が作り上げた演奏会です。 足りない所もありますが、自分達でコンサートを作り上げる経験を今からすることによって、卒業してからも役立つようにと応用演奏学科の第一期生から開催しています。 月刊エレクトーンに記事が載ると思いますので、それも是非ご覧下さい。 学生が一年間から四年間それぞれの思いを曲に託し、心を込めて演奏致しました。緊張してリハーサルの方が良かった人もいましたが、それもよい経験になり、こういう舞台をこなしながら一周りも二周り大きくなってくれることを期待しております。 聴いて下さった方々、有り難うございました!!
2009 年 12 月 11 日 金曜日




三日目は早くに完売になり、沢山の方にご来場頂きありがとうございました!!
より良いプログラムにしようと間際まで構成の変更が行われ、最終版は当日決まったような状況でしたが、結果的に良いプログラムになったのでは?とメンバー一同感じています。 ゲネプロ時の全員トーク部分の和気あいあいとした雰囲気や、本番になるとさすがにそれぞれ緊張した面持ちになり、いい張りつめた空気感がありました。 GX-1も問題なく、いい状態でいてくれて安心しました。 私も他のコンサートとはひと味違い、同じ時代からエレクトーンとともに育ち仕事をして来た同士と一緒にステージに立てる喜びを噛み締めながら、心を込めて演奏致しました。 三日目特別の、プレイヤーから皆様へのCDや著書等のプレゼントコーナーもあり、くじに当たった方々も喜んで頂いたようで楽しい時間でした。
写真 :1(GX-1本番中 マネージャー畑さんに撮っていただき、) 2( GXの中を開けたのですかさず、、なぜかプレイヤーが信頼しきっている技術者 益本さん、変顔で!) 3(終了後、一同ホッとして) 4(全員トークコーナーのゲネプロ 和気あいあいと)
2009 年 12 月 04 日 金曜日


12/10にエレクトーン生誕50周年記念の一環としての開催される『Best!Best!!Best!!! 』
ヤマハエレクトーンシテ渋谷 において、往年の名器(楽器なので名器です!)GX−1を演奏します!
以前、10/28のコラムで全体写真を載せていますが、今回は少しズームアップした写真です。
それと、今でいうUSR音色に当たる、自分で作成したトーンモジュールを基本モジュール(写真での赤いモジュールが基本音色第2)と差し換えて演奏する模様を写してみました(写真下)。
UPPER,LOWER,SOLO, PEDAL, と四つのトーンボードを楽器上面から取り外し、差し換えて再び設置し、演奏します。 ですので自作の音色を使うには、まず準備に時間がかかります。当時は海外演奏旅行でこの自分のと差し換えたトーンボード四つごと頑丈なアタッシュケースに入れ(水色に銀の縁取りの綺麗なアタッシュケース)、それを持参で旅していましたので、空港でのチェックが大変でした。 アタッシュケースの底までチェックされたり、、、英語で説明文を書いて頂いたものを持参して見せていたのが懐かしいです。モジュールには小さいネジが沢山付いていて、慣れて来ると、最終的な微調整は、音色を作るために使われるトーンボードなるものをいちいち使用しなくても、外側からネジ回し一本持参で、0.5ミリというような微妙な手先の間隔で少しアタックを強くしたり、VCAを多くしたり。。。と微調整していました。海外も眼鏡用のような小さなネジ回し一本持参で(笑)
12/10には、コンクールで演奏したオリジナル(15歳の時の作品)『ラプソディー・オン・GX』を演奏します。
前にも書きましたように、肝心なチューニングがアバウトなため、当時のような鮮明な音は出ませんが、それでも、エレクトーン技術の第一人者でいらっしゃる益本さんが、手弁当で毎日のようにシティに通ってGX−1のメンテナンスをして下さりチューニングを直して下さった御陰で、全日電研の主催で演奏した時よりは、格段にチューニングが良くなっています。それでも和音を弾くと辛いのですが。。。 それがアナログらしさでもあります。
若い世代の方達やGXの音を聴いたことがない方々に、ヤマハ作のこんな素晴らしい楽器があったのだということを確認して頂きたく、色々な気持ちを込めて演奏したいと思います。