イギリス&ドイツ旅行
2010 年 03 月 21 日 日曜日広大な芝生の中に突如現れるストーンヘンジ。 遠巻きにした周りでは、のんびりと羊の群れが草を食んでいました。
3月中旬にイギリス、ドイツ旅行に行って参りました。
忙しい中の主人とのスケジュール調整でここしか無い!と。ずつと温めていた計画を実行致しました。その模様を風景写真と共に簡単に。
スカンジナビア航空でコペンハーゲンからロンドンへ。イギリスは私は初めてで、何となく天気が曇りや雨の日が多く、グレー色のイメージだったロンドンですが、日頃の行いのせい?(笑)か見事な晴天で、レンタカーを借り2時間強でストーンヘンジへ。気温は3度くらいで低くキリッとした寒さでロングコートにマフラー,手袋でしたが、晴れていたので今頃のイギリスにしては暖かい日だったようです。本や写真では見ていたものの、実際に間近で見ると圧巻で、人間がちっぽけに見えて、当時どうやって同じ大きさに石を切り出したのだろう? とか、運搬は? どうやって上に乗せたの!?と、色々な説は読んで行っていても不思議に思えてしまいます。 以前、モアイ像の制作時の運搬説で、日本人の研究者が新しい説を起てられて話題になっていた『大きな丸太を三角にかませて像を縛り、「やじろべえ」のように一歩一歩石の重さを利用して進ませて運んだ』というのを思い出していました。(上)
(左より国会議事堂、ビッグベン、ウエストミンスター寺院、ショーウィンドウで見つけたもの凄くデコられたギター!)
ロンドン市内は王道スポットをダブルデッカー(二階立てバス)で観て回り、国会議事堂、ビッグベン、ウエストミンスター寺院、バッキンガム宮殿では真っ赤な制服の騎馬隊の行進を見たり、リバティー本店でショッピング。
ロンドンから約2時間でミュンヘンへ飛び、翌日は地下鉄でピナコテーク・エリアへ。アルテ(古典絵画を中心に)、ノイエ(ロココ時代からユーゲントシュティールまでの中期作品)、モデルネ(20世紀のコンテンポラリーアート)と3つの美術館からなる一角の中で、モデルネを鑑賞。ピカソ、ダリ、ミロ、デ・キリコ、ブラック、カンディンスキー等、大好きな時代の絵画を中心に観て回りました。
街中はイースターの卵の時期だったので、イギリスもドイツも卵の飾りやウサギでいっぱい! 各お家の庭の木々にもカラフルな卵がぶら下がっていて、とても可愛かったです。
ミュンヘンから途中、主人の仕事の関係で立寄ったカッセル(Kassel)では、 ヘッセン方伯の富と威信を賭け1701年から100年以上の歳月を費やして造営したヴィルヘルムスヘーエ(Wilhelmshöhe)の宮殿や庭園をのんびり散策。
(左より、ミュンヘン: 近代美術館ピナコテーク、イースターの季節の可愛いショウウィンドウ、カッセル:ヴィルヘルムスヘーセの宮殿と広大な庭園のごく一角。池には鴨が。。。)
カッセルからニュルンベルクへICEで移動。駅の近くのホテルに泊まりつつ、レグニッツ川沿いにたたずむ古都のバンベルク(Bamberg)、ロマンチック街道のハイライトでもあるタウバー川沿いの高台にあるローテンブルク(Rothenburg)と鉄道で1時間ほどの旧市街が綺麗な街を観光。
(左より、バンベルク:旧市街 川漁師の家が川岸沿いに並ぶ小ベニス地区。ドーム広場にある大聖堂の中に安置された有名な彫刻家リーメンシュナイダー作のハインリヒ2世とクニグンデ皇后の墓。真ん中の写真からローテンブルク:旧市街の木組みの家が残る街並み。絵本のような風景。右端は、聖ヤコブ教会のステンドグラスと見事な装飾の祭壇。)
ニュルンベルク の周囲5キロほどの城壁に囲まれた旧市街を観光。中世の雰囲気がそのまま残っている老舗が立ち並ぶ職人広場や、13〜14世紀に建築されたゴシック様式の聖ローレンツ教会。美しの泉や仕掛け時計があるフラウエン教会。200m足らずの通りに16世紀からの美しい木組みの家が立ち並ぶヴァイスゲルバー小路。等を観て周りました。
ニュルンベルクの街並みと聖ローレンツ教会 フラウエン教会の仕掛け時計
ドイツは、15歳でジュニアのコンクールでグランプリを頂いた後に演奏旅行に行って以来で、まだ「西ドイツ」と言っていた時代でのハンブルクやリューデスハイムやハイデルベルクでコンサートやテレビ出演した思い出がよみがえって来て、懐かしく、又、新たな発見が沢山あり、中10日間の充実した旅でした。