Profile

平部やよい  Hirabe YaYoi  

ELECTRIC ORGAN Compose&Arrangement
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ピアノを平山みち子氏、エレクトーン・作曲を芥川真澄氏に、作曲を石桁真禮生氏、末吉保雄氏に師事し、桐朋学園大学音楽学部作曲科を卒業。エレクトーングレード1級取得。現在、国立音楽大学教授
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1971 インターナショナルエレクトーンコンクール ジュニア部門 第1位
「wave」作曲/アントニオ・カルロス・ジョビン
編曲/平部やよい

1972 第1回 ジュニアオリジナルコンサート 優秀賞
「雨」 作曲/平部やよい

1973 第2回 ジュニアオリジナルコンサート 優秀賞
「塔のある街」 作曲/平部やよい

1975 インターナショナルエレクトーンコンクール ’75 グランプリ大会
シニア部門 グランプリ 「ラプソディー・オン・GX」 作曲/平部やよい

1981 第1回インターナショナルオリジナルコンサート 特別優秀賞
「懐歌 〜アルトサックスとGS-1の為のシンフォニー 〜」
作曲/平部やよい

(受賞歴  (略))
1971年 第8回インターナショナルエレクトーングランプリコンクールジュニア部門にて第1位受賞
1975年 第12回インターナショナルエレクトーングランプリコンクールにてグランプリ受賞
1981年 第1回インターナショナルオリジナルコンサートにて特別優秀賞受賞

作,編曲家, 電子オルガン演奏家,キーボードプレイヤー。 国立音楽大学 演奏・創作学科電子オルガン教授。 財団法人ヤマハ音楽振興会専属エレクトーンプレイヤー歴38年。

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主な作品

「エレクトーンとオーケストラの為の組曲」「GXシンフォニー第2番」「ピアノと打楽器の為のシンフォニー」「3本のギターとGX-1の為のシンフォニー」「懐歌」等、これらの作品をイスラエルフィルその他多くのオーケストラと共演。海外は11ヶ国42都市でコンサートを行う。その他に「嶺韻」「樹の彩」「儚」「ART 1907~1931」「Reflection of mind」「渾」「変遷の刻」「巨木の氣」「融ける石」「四つの自我」「Concentration」「Aeolusとの対話」「エトスとパトス」「研ぎ澄まされた月」「Dice」「輝きのルーツ」「瑠璃の弓張り月」「Dice」「倖せヲ呼ぶ嶌」等、数多く発表している。             (詳しくはWorks参照)

音楽制作

1980年レイクプラシッド冬期オリンピックでのスケート渡部絵美の演技曲「クリスタル・ファンタジー」を始めとして、アルバム「フラッシュ・ポイント」を発表。1994年にCD「彩響」(日本コロムビア)をリリース。メディアを始めとした映画、ミュージカル、オペラ、博覧会パビリオン等の音楽制作と演奏を担当。1997年Kaneboの企画によるCD「香りのある風景~聴くアロマテラピー」(東芝EMI)の音楽制作。芥川也寸志 作曲、大江健三郎 原作のオペラ「ヒロシマのオルフェ」、及び東京室内歌劇場の主催によるヒンデミットのオペラ「長いクリスマスディナー」のエレクトーン版編曲と演奏を担当。1999年国際芸術連盟による“日本現代音楽展”の中でサクソフォーン・クワァルテット「四つの自我」のCD発表及び楽譜出版され、その後も多くのサクソフォーン奏者に支持され、数多く演奏されている。2000年OTOの会において、2台ピアノのための「JazzでSi・Mi・La」が全音楽譜出版社より出版、2003年教育出版より「地球のネットワーク」(合唱曲)がCD化、出版。2002年にNHK「新基礎英語 1」、引き続き2005年 NHK「基礎英語 1」のテーマ、エンディング曲を作曲、演奏。国際芸術連盟による委嘱作品「氷点」(弦楽四重奏)が第8回日本現代音楽展で発表される。2008年発売のノッポさんの「絵本読み聴かせCD」では、宮川彬氏 .松本俊明氏と並んで音楽制作と演奏を担当。2009年11月芥川也寸志作曲「GXコンチェルト」を本名徹次指揮、オーケストラニッポニカにより紀尾井ホールにて演奏。2008年CD「煌響」(ヤマハミュージックメディア/GXC01083911)をリリース。2010 16 日本現代音楽展において「Ontologyfor two pianosが演奏される。2011年には、須川展也氏の依頼によりNHK BS「響け!みんなの吹奏楽スペシャルバンド2011」放映用に「I Will Always Love Youを編曲。2014年にはエレクトーン作品の楽譜《STAGEA パーソナル37 平部やよい》を出版。3月に東京サクソフォンアンサンブルの下地啓二氏より委嘱され、Saxophone Quartetのための「倖せヲ呼ぶ嶌」を発表。2015年には論文 【電子オルガン(Electone)における音響空間の構築法   レジストレーション作成におけるエフェクト使用法の一考察 Building method in sound space in an electronic organ  を発表。20162月にヤマハスタジオにて、自作曲を中心とした【Spectrum Art】と題したsoloコンサートを行う。これまでに海外でのコンサートは11ヶ国45都市に及ぶ。

2012年で11回目を迎えたリサイタル“Chamber Tone”をサントリーホール(小),及びヤマハホールにて開催し、エレクトーンならではの独奏曲及び 須川 展也,トルヴェール・クヮルテット, デュオ林,高田みどり,福田進一,御喜 美江, 曽我部清典,吉村七重, 堀米ゆず子  他多彩なゲストを迎え、他の楽器とのコラボレーションを追求したジャンルを越えた作品を多く生み出し、確かなテクニックとスケールの大きな作編曲・表現力は高く評価されており、楽器を最大限に活かした作品も書ける数少ない実力派アーティスト。後進の指導にも定評があり、多くの演奏家を輩出している。